【ご縁と経験の螺旋階段】第2章:営業という天職との遭遇

〜父のスーツと若気の至り(18歳〜24歳)〜

どうも〜さとあつです😄

前回の第1章では、17歳の超インキャだった俺が、マクドナルドで「第2の母」石井さんと出会い、人間としての愛嬌と自信を手に入れた話をした。

あの時、俺は「人として生まれ直した」。

でも、それはまだ序章に過ぎなかった。

愛嬌と自信を武器に、次は「社会」という戦場へ出る番だ。


父の背中と、人生初のスーツ

1997年3月高校を卒業した俺は、しばらくマクドナルドと、東京ディズニーランドの飲食店でキャストとしてフリーターをしていた。

しかしその年の10月ごろ、社会に出る決意をした。
このままアルバイトしていても仕方ないし、何より金が無い(今と一緒だ 笑)

でも、飲食店でこのままたらくのはなんか違う気がした。
どうせ働くならスーツを着て都内でかっこよく働いてみたい!!

そう思って、父に頼んだ。

「スーツ、買いに連れてってくれない?」

父は何も言わず、俺を立川のデパートに連れて行ってくれた。

人生初の一着のスーツ。

あの時の生地の感触。
試着室の鏡に映った、少しだけ大人になった自分。
そして、黙って会計をしてくれた父の背中。

一生忘れない。

あのスーツは、俺が「戦場に出る」ための鎧だった。


電撃が走った瞬間

就職情報誌beingで見つけたのは、光通信系の営業会社。

1997年。インターネットもない時代だぜ。
武器は電話と足だけ。

初出社の日、俺は正直、震えてた。

「本当にやっていけるのか…」

でも、受話器を握った瞬間———電撃が走った。

「テレアポ、めちゃくちゃおもしろい!」

相手の声のトーンで興味があるかないかがわかる。
言葉を変えると、反応が変わる。
断られても、次の電話ではまた新しい勝負が始まる。

これだ、と思った。

俺は営業に向いてる。

石井さんに鍛えてもらった「愛嬌」と「声を出す力」が、ここで活きた。


1000円の名刺入れ

先輩の近藤さんとの初同行。

俺は緊張しながら、お客さんの前に立った。

名刺交換の場面。

…やらかした。

俺、名刺入れを持ってなかったんだ。

プラスチックの透明ケースに入った名刺を、そのまま差し出した。

近藤さんの顔が一瞬固まったのを、今でも覚えてる。

商談が終わった後、近藤さんは俺を新橋駅の地下に連れて行った。

「佐藤、これ買え」

1000円の名刺入れ。

「これ持ってないと、お前プロじゃないから」

近藤さんは呆れながらも、ちゃんと教えてくれた。

あの1000円の名刺入れは、俺が「プロになった証」だ。


清家社長との出会い

営業で走り回る日々の中、俺は一人の社長と出会った。

グロリアジャパンの清家社長。

営業先で気に入られて、そのまま声をかけられた。

「うちに来いよ」

ヘッドハントなんてかっこいいものじゃない。
現場で「こいつ面白いな」と思ってもらえて、誘われたんだ。

俺は迷わず飛び込んだ。


地獄と成長

グロリアジャパンでの日々は、地獄だった。

休みは日曜だけ。
夏場は無休。
朝から晩まで走り回る毎日。

でも、清家社長は俺にBtoB営業の基礎を徹底的に叩き込んでくれた。

  • 法人相手の商談の作法
  • 決裁者へのアプローチ方法
  • 長期的な関係構築の重要性

泥臭い。
でも、これが「本物の営業」だった。

石井さんが「人としての基礎」を教えてくれたなら、清家社長は「営業マンとしての基礎」を叩き込んでくれた。


若気の至り

でも、若かった俺は調子に乗った。

「俺、けっこうできるんじゃね?」

成績が上がるにつれて、自分の力を過信するようになった。

そしてある日、清家社長と大喧嘩をして、会社を飛び出してしまった。

理由なんて、今思えばくだらないことだ。

あの時の俺は、清家社長の愛の深さに気づけなかった。

厳しさの裏にある期待。
怒りの裏にある愛情。

それが見えない、ただの生意気な若造だった。

清家社長、あの時は本当にすみませんでした。

今ならわかる。あなたは俺を「一人前」にしようとしてくれてたんだ。


獲得スキル

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║  ★ 第2章で獲得したスキル ★        ║
║                                    ║
║  【泥臭い営業力と、逃げない根性】  ║
║                                    ║
║  ・テレアポの楽しさを知った       ║
║  ・BtoB営業の基礎を習得           ║
║  ・走り続ける根性が身についた     ║
╚════════════════════════════════════╝

第1章の「愛嬌と自信」に、「営業力と根性」が加わった。

俺の武器が、少しずつ増えていく。


次章予告

清家社長の元を飛び出した俺。

24歳。次に俺が目指したのは、ずっと憧れていた場所だった。

「新宿の高層ビルで働いてみたい」

ただそれだけの理由で、必死に就職活動をした。

そして俺は、新宿住友ビル42階に立つことになる。

しかしそこで待っていたのは、「学歴社会」という現実だった。

周りは有名大卒のエリートばかり。
年下の先輩に「どんな本読んでます?」と聞かれた時、俺は手元の少年ジャンプを隠したくなった。

あの日、俺は漫画を捨てた———。

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