営業の教科書 > 第4章
CHAPTER 4

ゴール設計

一言の返信から始める2段構え

第4章 / 全7章読了の目安 約4分
この章でわかること
  • ゴールの設定が反応率を決める仕組み
  • 文面の役目と、人の役目の分け方
  • 商材によるゴールの使い分け
約2.5
返信をもらってから日程を出す進め方は、最初から日程を求める進め方にくらべて商談化率がおよそ2.5倍。ただし対応が早いことが前提です

ゴールを間違えると、すべてが狂う

フォーム営業のゴールはアポ獲得だ。最初にそう決めてしまうと、文面は商談の依頼になります。そして反応率が下がります。

前の章で見たとおり、関心の有無を尋ねる文面は、商談を依頼する文面のおよそ2倍の反応を取ります。

ゴールの設定が文面の型を決めて、文面の型が反応率を決める。つまりゴール設計は、成果の設計そのものです。

小さな付箋と開いた手帳。営業のゴールを2段階に分ける考え方
手前の小さいものから。いきなり奥の重いものを頼まない。

原則1 ゴールは2段構えにする

第1ゴール
文面の役目
一言でいいから返信をもらう。ご興味の有無だけでもご返信ください。ここまでが文面の仕事です。
第2ゴール
人の役目
返信が来たら、その日のうちに折り返して商談にする。ここからは人がやります。

文面に任せる仕事と、人がやる仕事を分ける。これがこの設計の要点です。文面は会話のきっかけだけを作ります。商談にするのは、人の対応の速さと質で決まります。

原則2 返信が来た後の動きを、先に決めておく

返信をもらってから具体的な日程を出す進め方は、最初から日程を求める進め方にくらべて商談化率がおよそ2.5倍という調査があります。

ただしこれには前提があります。返信後の対応が早いことです。

  1. 返信が来たら当日中に折り返す。翌日では熱が冷めます
  2. 折り返しの一通目で、日程の候補を2つか3つ示す
  3. どんな返信が来たら、誰が、何を返すか。送信を始める前に決めておく

原則3 ゴールは商材によって使い分ける

商材のタイプ置くべき第1ゴール
検討期間が長い。システム導入など資料の閲覧。クリックの動きから関心度を測る
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高単価・相談型返信。これが最も確実です
よくある失敗
  • 最初の1通で売り切ろうとする フォーム営業は、知ってもらう・話す・売るの最初の1歩です
  • 返信が来てから対応を考える 準備が無いと折り返しが遅れます。2.5倍の効果を自分で捨てることになります
  • ゴールの達成数を数えていない 返信数と商談化数を数えなければ、改善のしようがありません
実践チェックリスト
  • 第1ゴール、つまり文面の役目を1つに決めたか
  • 返信が来た日の動きを決めてあるか。誰が、いつまでに、何を返すか
  • ゴールの達成数を記録する場所があるか
LeadQUESTでの実践

戦略シートのゴールと数値目標で第1ゴールを選ぶと、文面生成の型がそれに合わせて変わります。成果はホームのカレンダーに手入力で記録でき、種まきの数字と並べて見られます。

この章のまとめ
  1. 第1ゴールは、一言の返信をもらうこと
  2. 第2ゴールは、その日のうちに折り返すこと
  3. 返信が来た日の動きを、送る前に決めておく