営業に向いてないと思ったら|売れる人を演じればいいと気づいた話

売れる営業マンの特徴を、営業に向いていない自分が本を読み倒して研究した結論としてまとめた記事のサムネイル

どうも〜さとあつです😄

前に、俺は営業を演じてきたという話を書きました。本質は根暗で人見知りなんだけど、売るために売れる営業マンを演じてたと。

で、書いたあとに自分で思ったんですよ。

じゃあ、何をどう演じてたんだよ、と。

そこを一度も書いてなかったので、今日はその中身を書きます。

売れる営業マンの特徴を調べると、全部きれいごとが出てくる

試しに検索してみたんです。売れる営業マンの特徴、で。

顧客目線を持つ
傾聴力がある
信頼関係を築ける
課題解決を第一に考える

・・・

いや、そうなんでしょうけどね。

これ全部、そういう人になりましょうって話なんですよ。

じゃあ、営業に向いてないと思ってる人はどうしたらいいのっていう。俺みたいなやつです。

営業に向いてないから、演じることにした

俺は人見知りで、できれば一人でいたいタイプです。大勢が苦手だし、正直あんまり喋りたくない。

性格でいえば、営業に向いてない側の人間です。今でもそう思ってます。

そのままの俺で客先に行っても、たぶん売れません。

だから、素の自分を出すのはやめました。売れる営業マンという役をやることにしたんです。

ただ、演じるには知らないといけない。売れてる人が何を考えてて、どういう顔をしてて、どう振る舞ってるのか。

そこで本を読みました。

26歳から35歳まで、本を読み倒した

いま思うと、いちばん読んでたのがこの時期です。

やり方は雑でした。本屋に行って、売れてる棚を見て、読みたいと思ったものを片っ端から買う。それだけ。

ジャンルは3つに分かれてました。

読んでいたジャンルそこから得ていたもの
ビジネス書・自己啓発そのときの話題作はだいたい読んだ。夢をかなえるゾウは好きだった
スピリチュアル系江原啓之さんの本は全部読んだ。心の持ち方の部分
歴史小説司馬遼太郎はほぼ全部。山岡荘八の徳川家康は30歳のころ全26巻を読破

この並びを見て、営業に関係あるのビジネス書だけじゃないの、と思うかもしれません。

でも実際に効いたのは、あとの2つのほうでした。

売れる営業マンを研究するために読み倒したビジネス書と自己啓発本と歴史小説が積み上がっている机
↑ 20代後半から30代前半は、だいたいこんな感じでした。

スピリチュアル系は、ビジネスとめちゃくちゃ関係がある

こう言うと怪しく聞こえるかもしれないですけど、俺は本気でそう思ってます。

スピ系の本に書いてあるのって、要するに自分の心をどう持つかなんですよ。

これ、営業には決定的に効きます。

なぜ自分は今これをやっているのか。なんでこんなつらい思いをしなきゃいけないのか。ここに理由がつくと、人はポジティブでいられるんです。

理由がないまま断られ続けると、ただ削られていくだけなので。

文句ばかり言ってるやつは、なぜか売れなかった

これは本の話じゃなくて、俺が現場で見てきた事実です。

会社に文句ばかり言ってる営業がいました。商品が悪い。会社が悪い。客が分かってない。

そういう人に限って、売上が悪かったんですよ。ほぼ例外なく。

逆に、いつも元気で笑顔で前向きな人。あの人たちはなぜか運もよくて、数字も上がってました。

俺もそっち側でいるように、意識してました。

ネガティブに文句を言ってたほうが売上も運気も上がるなら、俺は喜んでそうしてた。
でも、そうじゃなかった。
だから前向きでいることを選んだだけです。

根性論で前を向いてたわけじゃないです。そっちのほうが結果が出ると思ったから、そういう役をやってた。

プラスの感情でいないとプラスの出来事は起きない。スピ系の本を読んでたことが、ここではかなり効いてます。

戦国武将って、結局サラリーマンなんですよ

で、歴史小説の話です。

山岡荘八の徳川家康、全26巻。30歳くらいのときに読破しました。

これが人間関係の作り方と、報告連絡相談の意味とやり方に、めちゃくちゃ役立った。

だって戦国武将って、結局サラリーマンなんですよ。

命が懸かってるかどうかの違いはあるけど、やってることは同じです。殿という社長に仕えて、成果を出して、出世を狙う。まあ出世に興味がない会社員も多いですけどね(笑)

しかも戦国時代は通信が発達してません。だから手紙で、状況と分析をどれだけ正確に伝えられるかが生死を分けてた。

大坂冬の陣の前に起きた、最悪の伝言ゲーム

いちばん参考になったエピソードがこれです。

大坂冬の陣が始まる前。徳川家康は駿府にいました。

豊臣の家老に片桐且元という人がいて、この人が淀殿と家康の間を行ったり来たりしてたんです。

片桐は当然、豊臣のために頑張ってます。でも、ここで何が起きたか。

淀殿豊臣側の言い分
片桐且元そのまま言えず、少し変えて伝える
徳川家康ずれた話を受け取る
逆向きも同じでした。徳川から言われたことを、そのまま豊臣に伝えられない。板挟みになった人間が、怖さから少しずつ言葉を変えてしまう。

間に入った人が、自分の考えを入れて伝えてしまった。

ただの伝言ゲームです。

でもこのすれ違いが、結果として豊臣の滅亡につながっていきます。

戦国時代の伝言ゲーム。二つの陣営に板挟みになった家老が書状を運ぶ。営業の報告連絡相談にも通じる大坂冬の陣の前の構図
↑ 400年前の話なんですけど、これ今もありますよね。

だから俺は、事実だけを言うようにした

これを読んでから、自分の伝え方を変えました。

客にも、上司にも、部下にも。言いづらいことでも、なるべく自分の考えを入れない。事実を客観的に、事実だけ話す。

周りにもそれを求めました。

そのうえで、どう思うって聞かれたら、そこで初めて自分の考えを言う。この順番です。

テクノロジーがこれだけ発達した今でも、片桐且元みたいなことは普通に起きてます。伝わってるつもりで、まったく違う話になってるやつ。

で、9年読んで出した結論はこの3つ

いろいろ読みましたけど、売れてる人に共通してたのは結局これでした。

1. その分野の知識と経験

前提の話です。自分の業界と、自分が売ってる商品やサービスについては、きちんと勉強しておく。ここは当たり前すぎて特別なことじゃない。

経験のほうは、正直かけた年数が要ります。こればっかりは仕方ない。

2. 今ここからどうするか、で考える

これがいちばんでかいです。

目標に届いてないとき、うまくいってないとき。そこで気合いを入れ直す人が多いんですけど、俺はそうじゃなかった。

現在地を測る気持ちじゃなく数字で、今どこにいるかを正確に出す
ギャップを掴む目標との差が具体的にいくつなのかを正確に見る
埋める手を考えるその差を埋める方法を、諦めずに探す
精神論ではなく、客観的に、論理的に。これだけです。

正直に言うと、今の俺もこの考え方でギリギリを生きてます(笑)

そしてこれ、戦国と同じなんですよ。限られた戦力で、どう相手と戦うか。兵の数は増やせないから、今ある手で何ができるかを考えるしかない。営業もまったく同じです。

3. スイッチを入れるルーティンを持つ

演じるには、切り替えが要ります。

俺は会社員のころ、朝コーヒーを買って、というルーティンがありました。それをやると役に入れる。音楽を聴く人もいるでしょうし、ここは人それぞれだと思います。

大事なのは中身より、決まった手順があることのほうかもしれません。

本の中身は、正直あんまり覚えてない

最後に、正直な話をひとつ。

あれだけ読んだのに、今になって、あの本が良かったって思い出す本がほとんど無いんです。

・・・

たぶん、その時は役に立ったけど、本そのものが答えだったわけじゃないんでしょうね。

残ってるのは考え方のほうだけです。前向きでいたほうが結果が出るとか、事実だけを伝えるとか、今ここからどうするかとか。

だから、これから何か読もうとしてる人に言えるのは、どの本が正解かを探さなくていいってことくらいかな。

売れてる棚から、読みたいと思ったやつを片っ端から。それで十分だったと思います。

営業に向いてないと思ってる人ほど、演じるための材料は多いほうがいいので。

営業の原理原則を、7章の教科書にまとめました

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ではまた!!

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