新規開拓営業がつらい|27年やってきた俺が、今も逃げたい話

どうも〜さとあつです😄
新規開拓、つらいですよね。
いきなり結論みたいなことを言いますけど、俺、今もつらいです。47歳です。19歳から営業をやってます。
それでもつらいです。
新規開拓がつらいで検索したら、辞める話ばかり出てきた
気になって調べてみたんですよ。新規開拓 つらい、で。
出てくるのはこんな感じでした。
向いていない人のチェックリスト
メンタルケアの方法
転職を考えるべきタイミング
・・・
辞める方向の話ばっかりなんです。
いや、それも正解のひとつだと思います。合わない場所で削られ続けるくらいなら、動いたほうがいい。
ただ、俺は辞めなかった側なんですよ。27年やってます。
そっちの話が1本もなかったので、書いておこうと思いました。
1997年12月、19歳。机にパソコンは無かった
入社したのが1997年の12月です。
当時の事務所を思い出すと、まず机の上にパソコンがありません。
本当に無いんです。経理とか事務のところにワープロが1台あるだけ。営業の机の上には、電話と灰皿と書類しかない。
そんな時代に、俺は国際電話の0061というサービスの代理店営業からスタートしました。
タウンページを渡されて、上から順に電話しろと
で、新人の俺が渡されたものが何かというと。
タウンページです。
あの分厚い電話帳。あれを渡されて、上から順番に電話をかけろと。サービスを紹介して売ってこいと。
それだけ(笑)
リストなんて概念がないんですよ。電話帳が営業リストです。今から思えばすごい話だけど、当時はそれが普通でした。
1件かけて断られる。次にかけて断られる。また断られる。
どうやればいいのか分からない時期が、けっこう長くありました。つらいと思った回数なんて数えてないです。数知れずってやつ。
それでも受話器を取り続けてた理由は、正直かっこいいもんじゃないです。
それしか、やれることが無かったから。

営業は演出だ、という言葉に救われた
途中で出会って、今でも好きな言葉があります。
営業は演出だ。
これに、かなり助けられました。
というのもですね。俺、本質は営業に向いてないんですよ。
根暗です。できることなら一人で本でも読んでいたい。誰ともしゃべらない日があっても平気だし、むしろそっちのほうが好きなタイプの人間です。
でも、それを出したまま営業に行っても売れないんです。
売るという目的から逆算したときに、俺自身が売る側の人間っぽくならないと、そもそも話を聞いてもらえない。
だから、素の自分を出すのをやめました。
売れる営業マンを研究して、その人物を演じることにしたんです。
演じるために、本を読みまくった
ただ、演じるって適当にできるもんじゃないです。
売れる営業は、何を考えてるのか。どんな意識でいるのか。態度は。表情は。見た目は。
それを知らないと演じようがない。
だから本を読みました。相当な数を読んだと思います。どうあるべきかを学ぶためだけに。
そうやって作り上げた、売ることに徹したもう一人の俺を、朝出社してから帰宅するまで必死に演じてました。
で、これをやってると、いいことがひとつあるんです。
断られてるのは、本来の俺じゃない
ここが一番でかかったかもしれない。
断られる。否定される。怒られる。恥ずかしい思いをする。
営業をやってたら全部あります。今日もどこかで起きてます。
でもそれを受けてるのは、本来の俺じゃないんですよ。
演じてるほうの俺です。
今日の役を演じている自分のほうだ。
だから、家に帰るころには脱いでいい。
我ながら、名俳優ってやつです(笑)
結果として、19歳から36歳まで会社員として営業をやって、成績はだいたい常に上位にいました。
周りからは営業向きですねって言われましたよ。営業が上手ですねって。
いや、めちゃくちゃ意識して演じてただけなんですけどね。
このへんの話は営業向きだね、ってずっと言われてきた話にも書きました。
47歳の今、正直もう逃げたい
で、現在です。
正直に言います。
もう、あんまり演じたくないです(笑)
エネルギーが足りないんですよ。27年ぶんの燃料を使い切った感じがある。
できれば新規営業はやりたくない。勝手に売れていってほしい。逃げたい。
これ、経営者が言っちゃいけないことかもしれないけど、本音です。
たぶん今つらいと思ってる人と、そんなに変わらないところに俺もいます。
それでも、営業からは逃げきれない
ただし、です。
どんなにいい商品を作っても、どんなにいいサービスを用意しても、営業をしなければ売れません。
これは27年やって、いまだにひっくり返らない事実です。
作れば売れる、はほぼ嘘です。知られてないものは、存在してないのと一緒なので。
だから多くの会社にとって、悩みの第一位はたいてい営業なんだと思います。集客と言い換えてもいい。
いい商品を持ってる会社ほど、ここで止まってるのを何度も見てきました。
だから、代われるところは機械に代わってもらう
ここまで書いてきて、じゃあどうするのって話ですけど。
俺の今の答えは、精神論の側じゃないです。
気合いで乗り切れとは思ってません。29年続けた人間が、いまだにつらいと言ってるくらいなので。
そうじゃなくて、機械が代われるところは機械にやってもらう。
タウンページを上から順に読む作業。あれは今なら人間がやらなくていいはずなんです。名前を調べて、番号を調べる。リストにして、送る先を探す。このへんは全部そう。
人間が残るべきなのは、相手と話すところだけでいい。
そう思って作ったのがLeadQUESTっていう営業システムです。出したのは先月で、まだ3週間ちょっとしか経ってません。
これで営業パーソンや社長の手が少しでも空いたら、俺が27年かけてしんどい思いをした意味もあるかなと思ってます。

つらいのは、たぶん当たり前なんだ
最後に。
新規開拓がつらいのは、あなたが弱いからじゃないと思います。
27年やって成績が上位だった人間が、47歳になって逃げたいと言ってるので。たぶんこれ、そういう仕事なんです。
ただ、つらさの中身は変えられます。
素の自分で受けるとしんどい。演じてる自分が受けてると思えば、少し軽くなる。俺はそれで17年もちました。
そして今は、機械に渡せるところが増えてます。
電話帳を上から読んでた時代と比べたら、逃げ道はずいぶん多いですよ。
俺もまだ逃げ切れてないですけどね(笑)
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ではまた!!
