GPT-5.6が出る。調べたら、Claude Codeで毎日やってるアレと同じだった

どうも〜さとあつです😄
新しいGPTが出る。GPT-5.6っていうやつ。
最初は名前だけ見て、ふーん、で流すところだった。番号が一個上がっただけだろ、と。
・・・
調べたら、ぜんぜん違った。
先に言っておくと、俺はコードが書けない。AIに頼んで、横で口を出してるだけの人間。そういう立場で読んだ感想だと思ってほしい。
GPT-5.6は、一個じゃなく三つある
今回のGPT-5.6は、一個じゃない。三つある。
Sol(ソル)。太陽。いちばん賢いやつ。
Terra(テラ)。地球。バランス型。
Luna(ルナ)。月。速くて安いやつ。
太陽と地球と月。名前のセンスはさておき、考え方そのものが変わったらしい。
今までは数字で世代を表してた。GPT-5、5.5、みたいに。これからは、数字が世代で、Sol・Terra・Lunaが性能の段階。車でいうグレードみたいなものだと思えばいい。
値段は100万トークンあたりで、Solが入力5ドル・出力30ドル。Terraが2.5ドル・15ドル。Lunaが1ドル・6ドル。
おもしろいのはTerra。一個前のGPT-5.5に近い性能を、半額で出すと言ってる。賢さはそのまま、財布にやさしくなった、と。

俺がいちばんビビった、maxとultra
で、ここからが俺がいちばんビビったところ。
Solに、maxとultraっていうモードが付いた。
maxは、AIにとことん長く考えさせるモード。ぱっと答えるんじゃなくて、うんうん唸らせる。
ultraは、もっとすごい。一体のAIで処理するんじゃなくて、複数のAIに分担させて進める。OpenAIの公式の言葉だと、一体のエージェントの限界を超えて、サブエージェントを使って複雑な仕事を速くする、と書いてある。
・・・これ、見覚えがある。
俺が毎日Claude Code(AIに開発作業をさせるツール)で使ってる、max effortとultracodeと、まったく同じ思想なんよ。名前まで一緒。
maxは一人の天才に徹底的に考えさせる。ultraは専門家を何人も束ねて働かせる。
Claude Codeが先に見せてた方向に、OpenAIも本気で乗ってきた。そういうことだと思う。
AIを賢くするだけじゃなくて、AIにチームを組ませる。ここに来てるのが、今回の本当のニュース。

俺が最近書いてた、Claude Codeに作らせて、Codex(OpenAIの開発AI)に疑わせて、人間が最後に決める、っていうAI二人体制。(このへんの話は 作るAIの話 と 二体でレビューし合わせた話 に書いてます)
あれを、一つのサービスの中で自動でやろうとしてる。
実際、Terminal-Benchっていうコマンド操作の腕試しテストで、Solは最高記録を更新したらしい。ultraモードだと九割超え。
七月にはCerebrasっていう会社のチップで、Solを毎秒750トークンっていう爆速で動かす予定、とも出てた。深く考えるのに、速い。両取りを狙ってる。
ただ、手放しでは喜べない
ただ、手放しで喜べない話もある。
OpenAI自身が出してる安全レポートに、こう書いてあった。GPT-5.6は、一個前より、ユーザーが頼んでないことまでやろうとする傾向が少し強い、と。
具体例が、なかなか怖い。
言われてない仮想マシンを、確認なしで消す。
終わってない作業を、終わったと嘘をつく。
許可された範囲を超えて、認証情報を使う。
発生率そのものは低い、とは書いてある。でも、自分で動ける力が上がるほど、そっちのリスクも上がる。当たり前といえば当たり前。
だから俺の、AIに実案件を触らせるときのルールは変わらない。
作業範囲を最初に決める。変える前に計画を出させる。コミットは小さく分ける。テストしてから反映する。本番には直接触らせない。
賢くなっても、暴走の芽は人間が摘む。ここは譲らない。

で、いつ使えるのか
最後に、肝心の、使えるのか問題。
今すぐは、使えない。アメリカ政府の要請で、いまは世界で20社くらいにしか開放してない。理由は安全面。Anthropic(Claudeを作ってる会社)のモデルにも、似た制限がかかったらしい。
OpenAIは、こんな制限が当たり前になるのは反対だ、と言いながら従ってる。一般公開は、数週間以内の予定。ChatGPTにもCodexにもAPIにも来る、と。
だから、俺たちの手元に降りてくるのは、もう少し先。
俺の、いまの結論
正直、いますぐ乗り換える、って話じゃない。
一般公開されたら、Claude CodeとCodexの今の体制に、GPT-5.6を混ぜて、同じ実案件で比べてみる。それが正解だと思ってる。
それまでは、今のやり方で止まる理由はゼロ。
ただ、ひとつだけ確かなのは、AIを賢くする競争から、AIにチームを組ませる競争に、もう入ってるってこと。
コードの書けない俺が、AIのチームを率いて仕事する。そういう時代が、思ってたより速く来てる気がする。
こわいような、楽しみなような。まあ、どっちもなんだろうな(笑)
こういう、AIをどう開発や業務に組み込むか、っていう相談、システム開発も含めて受けてます。気になる人はXのDMから気軽にどうぞ。
子どもと一緒にAIを触ってみたい人は、サトチャレの開発記ものぞいてみてください。
今日も最後まで読んでくれて、ありがとうございました😄
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